「学歴なんてクソくらえ」アメリカは、自分の本当の力を試される場所だった
初日、入国審査でバカにされる
ワクワクしつつカナダのバンクーバーに降り立った俺。(乗り継ぎ)
「おめー本当に学校行ってんの?」
英語下手すぎて、入国審査でこんなこと言われました。笑
なんやこいつと思いましたが、ショックなのはショックです。
日本ではそれなりの大学に通ってて、英語も別に苦手というわけではないのにこのザマ。
1ヶ月練習して上手くなったるわ!!と誓った瞬間でした。
会話に全くついていけない
いとこが2人いるんですが、アメリカ育ちのハーフなので英語しか話せません。
一方的にぶわーっと話されて、俺全然わかんない。
こんなんばっかでした。わかんねえって言ったらゆっくり喋ってくれるんですけどね。
俺が泊まってたおばさんの家、つまり彼らにとっては実家に集ったときのこと。
家族4人は英語でマシンガントーク。
それにひきかえ 俺「??????」 こんなん。
ぜんっぜんわかんないし喋れない。おいおい。
ヒッチハイクで鍛え上げたと思ってた対人能力も、あまりの英語の出来なさに無意味。
俺の実力ってこんなもんか。わかってはいたが・・・
言葉はいらないと気づいたパーティー
そんな中、いとこの友達の家でハンバーガーパーティーをやることに。
そこで出会ったのは友達の息子さん。ポケモン大好きらしい。
自慢げにポケモンカードを見せてきた。
「これリザードンやろ?知ってるよ俺」
と言うと、ちびっこのテンション爆上げ。
「一緒にゲームやろうや!!!これやろう!!!これ!!」
むちゃくちゃハイテンションなちびっこと、ハンバーガーそっちのけで楽しんでました。笑
そこでやっと大事なことを思い出す。
あぁ、コミュニケーションって言葉いらないんだった。
思い返せば初日、俺はなんとか身振り手振りでおばさんの旦那さんと全力コミュニケーションしてたっけ。
でも中途半端に2週とかアメリカにいると、無駄なプライド発動。
「ちゃんとした英語」を気にするようになってしまっていた。
おばさんの教え「プライドを捨てろ」
どうやって英語マスターしたん?とおばさんに聞いたことがあった。
「まずはプライドを捨てること。 優秀な日本人がよくアメリカに移住しようとするけど、みんな失敗してる。それは自尊心を傷つけられるから。日本では優秀なのに、こっちではナメられバカにされ・・それで凹んで帰っちゃうのよ。優秀な人ほどね」
「少々のことは気にしないこと。英語下手でもいいから話しかけること。伝えたいっていう姿勢を見せること。そしたらこっちの人は教えてくれるわよ。マイノリティに慣れてるからね」
国際結婚して海を渡ったおばさんの、アメリカ生活の極意が詰まっていた。
また戻ってこよう
そしてアメリカ出国。
なんとなくまたすぐ戻ることになるだろうなって気がしてます。
打ちのめされ、なんとか会話し、ちょっとだけヒントを得た。
次はリベンジできる。
・・・とか意気込んでもしゃーないので、次もヘラヘラ笑って適当に会話して楽しもうと思います。笑
プライドは捨てよう!!!学歴なんてゴミ!!!!